Mac版Snip · ガイド
Macで画像の解像度を上げて高画質化する方法
「プレビュー」の「サイズを調整」でも画像は大きくできますが、ピクセルを引き伸ばすだけなので仕上がりはぼやけます。輪郭をくっきり保ったまま解像度を上げるなら、Mac上で動くAI高画質化アプリSnipを使います。オフラインでも使え、×2の拡大は1日3回の無料編集の範囲で使えます。PROでは×4、最大8192 pxのカスタムサイズ、一括処理が加わります。

「プレビュー」で画像のサイズを変更する
「プレビュー」はどのMacにも入っていて、画像のピクセル数を変更できます。くっきりさせたいのではなく、縦横のサイズを大きくしたいだけなら十分です。
「サイズを調整」を開く
画像を「プレビュー」で開き、「ツール」 → 「サイズを調整」を選択します。元のファイルを残したい場合は、先に「ファイル」 → 「複製」を選択します。
大きいサイズを入力する
単位を「パーセント」にして200と入力するか、新しい幅をピクセルで入力します。「縦横比を固定」と「画像を再サンプル」はオンのままにします。
保存する
下部に表示される新しいサイズを確認し、「OK」をクリックして画像を保存します。

「プレビュー」の限界
- 再サンプルは、今あるピクセルを広い面積に引き伸ばすだけです。輪郭や質感はぼやけ、ブレやJPEGのノイズも画像と一緒に大きくなります。
- 「画像を再サンプル」をオフにして「解像度」(ピクセル/インチ)を変えても、ピクセルは増えません。変わるのは印刷サイズだけです。
- Macの「写真」では「シャープ」や「精細度」で輪郭をはっきりさせられますが、解像度は上げられません。
Snipで画像を高画質化する
Snipは無料でダウンロードできます。「高速」モデルでの×2の拡大は、1日3回の無料編集のうち1回として数えられます。「ナチュラル」「シャープ」モデル、×4、カスタムサイズ、一括処理はPROの機能です。
画像を開く
Snipで「高画質化」を選び、写真をウインドウにドロップするか、⌘Vで貼り付けるか、⌘Oを押して開きます。PNG、JPEG、HEIC、TIFF、WebPなど、一般的な形式に対応しています。
モデルを選ぶ
「高速」は最も速く、無料で使えます。「ナチュラル」は写真に最適で、「シャープ」はより鮮明で忠実なディテールに仕上がります。この2つはPROの機能です。
出力サイズを決める
「×2」、「×4」、「カスタム」から選びます。「カスタム」では長辺のピクセル数を入力します。開始する前に、仕上がりのサイズとおおよそのファイルサイズが表示されます。
高画質化する
「高画質化」をクリックするか、⌘↵を押します。大きな画像は分割して少しずつ処理されるので、終わるまでSnipを開いたままにしてください。「分割」表示で境界線をドラッグすると、ビフォー・アフターを比較できます。
書き出す
PNG、JPEG、HEICで書き出すか、⌘Cでコピーするか、ほかのアプリにドラッグします。
Mac上で動くAI高画質化
オンラインの高画質化サイトは、写真をサーバーにアップロードして処理します。Snipの拡大モデルはアプリに含まれていてMac上で動作するため、写真がMacの外に出ることはなく、インターネットに接続していなくても使えます。
Snipの「設定」 → 「ショートカット」で「高画質化」にショートカットを割り当てると、画面の好きな部分を取り込んで、そのまま高画質化できます。初めて取り込むときは、画面収録の許可を求められます。
高画質化で改善しやすい画像
- 印刷やプレゼン、大きな画面で使うために大きくしたい小さな画像
- 解像度の低い昔の写真やスキャン画像
- LINEやSNSで圧縮されて画質が落ちた写真
- 少しピントが甘く、輪郭をくっきりさせたい写真
直せないこと
- 激しいブレや、ピントが完全に外れた写真は、完全には復元できません。
- AIはディテールを予測して描き足すため、小さな文字、遠くの顔、ナンバープレートなどが実物と違って見えることがあります。高画質化した画像を書類や証拠として使わないでください。

複数の画像をまとめて高画質化
「高画質化」の「一括処理」に複数の写真かフォルダをドロップすると、同じモデルと出力サイズで拡大し、結果をPNG、JPEG、HEICでフォルダかZIPアーカイブに保存します。選択した画像の再生成や、失敗した画像の再試行もできます。一括処理はPROの機能です。
プレビューとSnip、どちらを使う?
縦横のサイズを大きくするだけならプレビューで十分です。大きくしてもくっきり見せたいならSnipを使います。
| 項目 | プレビュー | Snip |
|---|---|---|
| 拡大のしくみ | 今あるピクセルを再サンプル | AIモデルがディテールを再構築 |
| 拡大した結果 | 大きくするほどぼやける | 輪郭や質感がくっきり |
| サイズ | ピクセルまたはパーセントで自由に指定 | ×2、×4、カスタム(最大8192 px) |
| 複数の画像をまとめて処理 | 1つのウインドウで開いた複数の画像 | PROでフォルダごと |
| Mac上で動作・オフライン | はい | はい |
| 料金 | 無料(macOSに付属) | ×2は1日3回の編集まで無料、PROは月額$9.99から |
Macでの高画質化についてよくある質問
Macで画像の解像度を上げるには?
「プレビュー」で「ツール」 → 「サイズを調整」を選び、「画像を再サンプル」をオンにして大きい幅を入力します。画像は大きくなりますが、くっきりはしません。くっきりさせたいなら、Snipの「高画質化」で画像を開き、「×2」か「×4」を選んで「高画質化」をクリックします。
Macで無料で使える高画質化アプリはありますか?
はい。Snipでは「高速」モデルでの×2の高画質化を、1日3回の編集まで無料で使えます。×4、カスタムサイズ、「ナチュラル」「シャープ」モデル、一括処理はPROの機能です。
Snipはオフラインで高画質化できますか?
はい。Mac上で動くAI高画質化アプリで、モデルはアプリに含まれています。写真はアップロードされず、インターネットに接続していなくても高画質化できます。
どこまで大きくできますか?
元のサイズの最大4倍で、長辺は8192 pxまでです。4:3の写真なら約5000万画素になります。4096 pxより大きな画像は高画質化の前に4096 pxまで縮小されるため、小さめから中くらいの画像で特に効果があります。
Macでぼやけた写真を鮮明にできますか?
拡大と同時に、少しピントが甘い写真をくっきりさせ、圧縮によるノイズを抑えます。激しいブレや、ピントが完全に外れた写真は完全には直せません。
プレビューで拡大すると画像がぼやけるのはなぜですか?
「プレビュー」は画像を再サンプルします。今あるピクセルを広い面積に引き伸ばし、すき間を周りの色でなじませるだけなので、新しいディテールは生まれません。「画像を再サンプル」をオフにして「解像度」を変えた場合は、ピクセルはまったく増えず、印刷サイズが変わるだけです。
Intel搭載のMacでも使えますか?
はい。SnipはmacOS 15.6以降を搭載した、AppleシリコンとIntelプロセッサのMacで動作します。