Mac版Snip · ガイド

Macで写真から人を消す方法

Apple Intelligence対応のMacなら、いちばん手軽なのは写真アプリの「クリーンアップ」です。消したいものをクリックするか、ブラシでなぞるか、丸で囲みます。Intel搭載のMacや、写真ライブラリに入っていない画像ファイル、もっと細かく調整したいときは、Snipを使います。Mac上でオフラインで動くMac用の写真消しゴムで、「バランス」画質なら1日3回まで無料です。

Mac版Snipで青いドアの前に立つ人を消したビフォー・アフター

Macの標準機能で消す:クリーンアップとレタッチ

Macの写真アプリには、そのためのツールが2つあります。どちらも写真ライブラリ内の写真を編集するもので、「画像」 → 「オリジナルに戻す」で編集前の写真に戻せます。

  • クリーンアップ

    写真アプリで写真をダブルクリックし、「編集」をクリックしてから「クリーンアップ」をクリックします(macOS 27では「ツール」の中にあります)。消したいものをクリックするか、ブラシでなぞるか、丸で囲みます。邪魔なものが自動でハイライトされ、クリックするだけで消せることもあります。

  • レタッチ

    ほこりや汚れ、小さな傷を消すためのツールです。Appleシリコン搭載のMacでは、「クリーンアップ」をクリックしてから、「レタッチ」の下にあるボタンをクリックします。Intel搭載のMacでは「編集」をクリックし、「調整」 → 「レタッチ」を選んで傷をなぞります。

macOS の「写真」の「クリーンアップ」:消去ブラシで広場の背景にいる人物を囲んでいるところ

標準機能でできないこと

  • クリーンアップにはApple Intelligenceが必要なため、Intel搭載のMacにはありません。レタッチは小さな傷向けで、人や車を消すためのものではありません。
  • 対象は写真ライブラリ内の写真です。Finderのファイル、ダウンロードした画像、クライアントから届いた画像は、先に読み込む必要があります。
  • 人の顔をブラシでなぞると、消えずにぼやけてモザイクがかかることがあります。
  • 画質の設定やステップごとの履歴はなく、あるのは取り消しと「オリジナルに戻す」だけです。

Snipで写真から人や物を消す

Snipは無料でダウンロードできます。「バランス」画質での消去は無料版に含まれ、1日3回まで使えます。1回は写真1枚分で、何回なぞっても変わりません。「高品質」はPRO機能です。

Mac版Snipの「オブジェクト消去」:高品質を選び、人物と影をひと筆でなぞって消し、元と見比べて書き出し(画面は英語表示)
  1. 写真を開く

    Snipで「オブジェクト消去」を選び、画像をウインドウにドロップするか、⌘Vでペースト、または⌘Oで開きます。PNG、JPEG、HEIC、TIFF、WebPなど一般的な形式をそのまま開けるので、先に写真アプリに読み込む必要はありません。

  2. 消したいものをなぞる

    消したい人や物を、影も少し含めてブラシでなぞります。「ストロークごとに消去」がオンなら、マウスボタンを放した瞬間にSnipがその部分を埋めます。ブラシの大きさは「サイズ」スライダで変えられます。

  3. 画質を選ぶ

    「バランス」は速くて無料です。「高品質」は特に広い範囲でディテールをより細かく作り直しますが、時間がかかります。PROで使えます。

  4. 仕上がりを確認する

    ウインドウ下部の目のボタンを押し続けると、元の写真を表示できます。⌘Zで直前の消去を取り消すか、「履歴」でステップをさかのぼるか、「元の写真に戻す」をクリックします。

  5. 書き出す

    PNG、JPEG、HEICで書き出すか、⌘Cでコピー、またはほかのアプリにドラッグします。変わるのはなぞった部分だけで、写真の解像度は元のまま保たれます。

オフラインで、どのMacでも

Snipの消去モデルはアプリに含まれていて、Mac上で動作します。写真はアップロードされず、インターネットに接続していなくても消去できます。Apple Intelligenceを使わないので、Intel搭載のMacでもAppleシリコン搭載のMacでも同じように使えます。

「設定」 → 「ショートカット」で「オブジェクト消去」にショートカットを割り当てると、画面の好きな部分をそのまま消しゴムに取り込めます。初めて取り込むときは、「画面収録」の許可を求められます。

きれいに消すコツ

  • 影や映り込みも含めて物全体を覆い、輪郭より少し外側までなぞります。
  • 大きな物や複数の物は分けて消します。1つ消して確認してから、次へ進みます。
  • 跡が残ったら、その部分をもう一度なぞります。毎回、消去済みの写真から処理が始まります。
  • 空、芝生、砂浜、壁などは最も自然に仕上がります。文字や顔など、物の後ろに隠れていたものは正確には復元できず、AIが周囲に合う内容で埋めます。
  • 広い範囲や、レンガ、葉、布のような細かい質感には「高品質」に切り替えます。

クリーンアップとSnip、どちらを使う?

ライブラリにある写真をさっと直すなら、クリーンアップで十分です。SnipはどのMacでも、どの画像ファイルでも使え、画質の設定とステップごとの履歴があります。

項目写真アプリのクリーンアップSnip
対応するMacApple Intelligence対応のMac(Appleシリコン M1以降、またはA18 Pro搭載のMacBook Neo)Appleシリコン搭載MacとIntel搭載Mac、macOS 15.6以降
対象の画像写真ライブラリ内の写真あらゆる画像ファイル、ペーストした画像、画面の取り込み
消すものの選び方クリック、ブラシ、丸で囲む。一部の邪魔なものは自動でハイライトブラシでなぞる。複数の物を先にマークして、まとめて消すことも可能
画質の設定なし「バランス」または「高品質」
元に戻す取り消し、「オリジナルに戻す」取り消し、ステップごとの「履歴」、「元の写真に戻す」
仕上がり写真ライブラリに保存PNG、JPEG、HEICファイル、コピー、ドラッグ
料金無料(macOSの機能)「バランス」は1日3回まで無料、「高品質」はPRO(月額$9.99から)

Macで写真から人や物を消す:よくある質問

Macで写真から人を消すには?

Apple Intelligence対応のMacなら、写真アプリで写真を開いて「編集」、「クリーンアップ」の順にクリックし、人をブラシでなぞります。Intel搭載モデルを含むどのMacでも、Snipの「オブジェクト消去」で写真を開き、人とその影をなぞれば、Snipがすぐにその部分を埋めます。

Macで使える無料の写真消しゴムはありますか?

はい。Apple Intelligence対応のMacなら、写真アプリのクリーンアップが無料で使えます。Snipの消しゴムは、macOS 15.6以降のどのMacでも「バランス」画質で1日3回まで無料です。1回は写真1枚分で、何回なぞっても変わりません。「高品質」にはPROが必要です。

Macの写真アプリにクリーンアップが表示されないのはなぜですか?

クリーンアップにはApple Intelligenceが必要です。M1以降を搭載したMac(またはA18 Pro搭載のMacBook Neo)、macOS Sequoia 15.1以降、「システム設定」でApple Intelligenceがオンになっていることが条件です。Intel搭載のMacでは使えず、中国本土で購入したデバイスでは現在使えません。クリーンアップがない場合、写真アプリにあるのは小さな傷向けの「レタッチ」だけです。

Macで消しゴムマジックは使えますか?

「消しゴムマジック」は、スマートフォン向けGoogleフォトアプリの消しゴム機能です。Macでこれに最も近い標準ツールは写真アプリのクリーンアップで、Snipなら写真をアップロードせずに、どのMacでも同じことができます。

Snipはオフラインで消せますか?

はい。消去モデルはアプリに含まれていてMac上で動作するため、写真がどこかにアップロードされることはなく、インターネットに接続していなくても消去できます。

Snipで画像の文字を消せますか?

はい。日付の印字、看板、キャプションなどの文字をなぞると、Snipが周囲の背景でその部分を埋めます。文字が単純な面の上にあるほど、きれいに仕上がります。

消すと画質は落ちますか?

いいえ。Snipが変えるのはなぞった部分だけで、写真の元の解像度はそのまま保たれます。余計な圧縮を避けたい場合は、PNGで書き出してください。